京都マンション管理評価機構

よくあるご質問
FAQ

  • なぜ、マンションの管理を評価・発信するのでしょうか?

    限られた資源は有効に活用することが当然という社会になりました。住宅についても、新築住宅を次々に供給する「フロー」の時代から「ストック」の時代に入りました。
    「新築マンションよりもストックの方が管理を確認してから買えるので安心」「マンションは管理を買え」などと言い続けられてきたのですが、流通市場に肝心の管理に関する情報が見当たりませんでした。そこで、京都マンション管理評価機構は、第三者機関として客観的な視点から、管理を評価・発信しています。評価した結果は「☆」の数で分かりやすく示し、比較検討していただけるように評価指標も公開しています。

  • どんな方法で評価するのですか?

    建物を維持するうえで必要な最低限の事項を評価する「基礎管理評価」と、管理組合の運営やコミュニティ形成に向けた活動などを評価する「優良管理評価」の二段階で行います。
    「基礎管理評価」は、流通市場で公開されている資料のデータから、指標に応じて「☆」を配当します。「優良管理評価」は、先ず、複数のアセッサー(評価員)が現地視察や管理組合へのヒアリングを行い指標に応じて「☆」の配当と評価項目毎の結果をグラフに表します。次に、関係専門家からなる評価委員会が、「他には無い特徴的な管理」「ここが優れている」のようにプラスの視点から最終的な評価を確定します。優良管理評価結果は、管理組合にお伝えし、了承を得られた場合のみ公開しています。

  • 管理を評価することで、マンション管理組合のメリットは?

    管理に自信をお持ちの組合、不安ながらも取り組んでいる組合も、管理に無関心な組合、全ての組合の方に評価することをお薦めします。管理を評価する意味については、健康診断に例えると分かりやすいと思います。健康診断によって疾病が治るとか、全ての疾病が発見できるわけではありませんが、「太鼓判を押されて一層健康に関心を持つようになった」、「疾病の早期発見につながり大事に至らなかった」などの効果があります。同様に、マンションの管理についても第三者が評価することで、自信を持って継続していく事、変更した方が良い事などが見えてきます。また、同一の指標で評価しているので、他のマンションと比較することもできます。活動の目安、手掛かりとして利用していただけます。

  • 自分のマンションの情報が公開されるのには抵抗があります。

    「修繕積立金の額が十分なのかよく分からない、お互い挨拶もしない、空き住戸が目立って不安だ」というマンションの方は、不利な情報は公開したくないと思われるでしょう。また、管理に問題はないけれど何となく抵抗を感じるという方もいらっしゃるでしょう。
    マンションの管理を良くしていくのは、管理会社に発注している管理組合です。管理の良くないマンションは、良いマンションに比べ、区分所有者が管理に無関心であり、無関心ゆえに問題を先送りにしているようです。無関心の理由にはいろいろあると思われますが、自分のマンションの管理評価が公開されれば、管理組合以外の方からもそれを知る機会が増えることとになり、少なからず管理に関心が向く事が期待できます。例え評価結果が思わしくなくても、対処していけば、少しずつでも必ず変化していきます。

  • マンションの管理を良くしていくことが、なぜ、まちづくりにつながるのでしょう?

    マンションの管理を良くするとは、安心して快適に住み続けることができること、魅力的なマンションを実現することです。そのためには、日常の適切な管理や長期的計画的な工事の実施と裏付けとなる資金の確保が不可欠です。しかし、同じマンションに暮らしているとは言え、区分所有者の利害が一致しているとは限りません。それぞれに事情があり、合意していくことは容易ではありません。まちづくりの現場で問題となる、「利害の調整」です。良い管理を実現しているマンションでは、日常からコミュニケーションを豊かにし、協働して物事を進めていく積み重ねを実践することで、この「利害の調整」を乗り越えているようです。また、マンションに限らず全ての建物は立地する地域と無関係では在りえません。単体で魅力的であっても地域に魅力がなければ、半減どころか相殺されるでしょう。魅力的なマンションは、周辺とも「利害の調整」を図り、相互に魅力を増す役割を果たしていると考えます。
    マンションは広く普及し、ところによっては大半がマンションというまちもあります。マンションの管理を良くしていくことで、魅力的なマンションが増え、まちの魅力が増していくことが大いに期待されます。